失地回復に金正恩・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■失地回復に金正恩・・・
米ロ外遊強行“外交のアベ”演出の皮算用
公開日:2020/05/31
内閣支持率が3割を切り、危険水域に
入った安倍首相が局面打開をもくろんで
いる。
コロナ禍で鳴りを潜める“外交のアベ”を
ゾンビのごとく復活させ、政権浮揚に
利用しようというのだ。
◇ ◇ ◇
行き先は米国とロシアだ。
コロナ禍を受けてオンライン会議の予定
だったG7サミットが一転、トランプ米
大統領の鶴の一声でワシントンでの対面
開催に変更されそうだ。
日程は6月25~26日が有力視されて
いる。
それに先立ち、安倍首相はロシアの
プーチン大統領の肝いりで24日に
モスクワで開催される対独戦勝75周年
記念式典への出席も狙っている。
タイトなスケジュールのため訪ロ見送り
も浮上しているが、北方領土交渉の大切
なカウンターパートであるプーチンの
“好意”をむげにできるのか。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)
は言う。
「式典を巡っては、5月9日の対独戦勝
記念日に組まれていたのがコロナ禍で延期。
9月3日案が浮上しましたが、対日戦勝
記念日にあたり、世論を気にした 安倍首相
が出席を断った経緯がある。ロシアの国内
感染者が40万人に迫る中、 唐突に6月24
日実施を決めたのはコロナ禍で一層苦しく
なった経済を立て直すため。領土問題で頭が
上がらない安倍首相、大統領選再選に向けて
対ロ関係を改善したいトランプ大統領、コロ
ナ危機で対ロ制裁の緩和に前向きなメルケル
独首相らG7首脳を招いてトップ外交を 展開。
制裁解除の足掛かりにとG7直前に設定した
のです。安倍首相の政権浮揚に向け、“外交力”
をアピールする舞台装 置も整えられています」
プーチンの狙いは、2014年の クリミア併合
で追放されたG8への復活。
訪ロ後のG7で安倍首相が提案し、 道筋ができれ
ば「世界のリーダー」の 演出にはもってこいとい
うわけだ。
さらに、こんなマユツバ情報も流れて いる。
「当初は5月の式典に合わせ、モスク ワで日朝
首脳会談実施が調整され、国家 安全保障局の北村
滋局長のラインが汗を かいていたと言います。
コロナ禍も重な り、長旅嫌いの北朝鮮の金正恩
委員長の 外遊は想定しづらいですが、またぞろ期
待をあおるようなアドバルーンを打ち上 げるかも
しれません」(外交関係者)
帰国後の隔離で、安倍首相が表舞台に 出なければ
不始末を重ねず、支持率を 戻すことへの期待もある
ようだ。
実に情けない政権である。
【転載終了】
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いつも思うのですが、何の外交成果
も残せていない首相に「外交の安倍」
という枕詞がなぜ付くのでしょう?
肝心の、金正恩の健康状態、行方の
不透明さが情報としてあります。
金正恩の死亡説もあり、現在表向き
に出ているのは影武者とか?
もし、病気療養中というのであれば、
安倍首相との会談は無理でしょうね。
ここまで落ちても、いまだに足掻く
首相の姿を見ると、「安倍逮捕」も 満更、
絵空事でもないような気がして きます。
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