テレビを見ていて信用できないと思う人1位は「安倍首相」!
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【転載開始】
■テレビを見ていて信用できないと思う人
1位は「安倍首相」
会見が不信を生む理由 6/12(金)
今や珍しくなくなったテレビ番組の
「リモート出演」。
コロナ禍でとられた苦肉の策だが、視聴者、
専門家はどう見ているのか。
頻繁に画面に登場する政治家に関しても
アンケートを募った。
* * *
報道に限らず、バラエティー番組も
「リモート出演」が増え、ひな壇芸人の姿が
著しく減るなど、変化を余儀なくされている。
アンケートでも
<ニュースは見られるが、トーク番組・お笑い
番組は不愉快で見ていられない>と辛口の
意見が。
元毎日放送プロデューサーで同志社女子大
メディア創造学科教授の影山貴彦氏が語る。
「これまでは芸人を多く集めてしゃべら せ、
編集でほぼカットする乱暴な作りの番組もあ
りましたが、リモートではそうした手法が成り
立たない。ごまかしが利かず、本物と 偽物が
はっきりしてきました。明石家さんま さんや
所ジョージさんは、リモートでもやは りうまい。
タイムラグや映像が落ちようと、見事な間でや
り取りしている。『アメトーク!』 に出ている
ひな壇芸人も生き残っていくでしょうが、力な
き者は淘汰される時代かもしれま せん」
政治家のスピーチ指導をするなど、自己表現
に詳しい、ハリウッド大学院大学の佐藤綾子教授
(パフォーマンス学)は、リモートにおける
司会者の重要性を指摘する。
「有能な司会者は、発言者の実績や発表力で
持ち時間に長短をつけて割り振ります。ところ
が、リモートでは一人ずつ均等に回そう として、
面白くもない人がクローズアップさ れてしまう。
視聴者は見たくもない人を見せ られている状態
です」
スタジオなら成立した絶妙な“間合い”が崩れ、
激論に発展するような緊迫した雰囲気や盛り
上がりも生じない。
佐藤氏は、
「緊張感や迫力は、見る側の集中力 と比例する」
と話す。
視聴者を飽きさせない工夫が、制作側に期待さ
れる。
本誌は5月中旬から6月上旬にかけて実施した
ウェブアンケート(111人が回答)を実施。
「いつ平時に戻ってもいいか」との質問には
「ワクチンの開発や供給の見通しが立ったら」
などの答えが多数だったが、
「コロナ収束後も今のままでいい」という声も
一部(12%)あった。
<リモート出演にした事で、局側、出演者側が
得た学習を、コロナ落ち着き後に生かしてほし
い。(中略)そういった変化を視聴者は好まし
く感じるのでは?>という意見もあった。
ところで、コロナ禍時代のテレビのもう一つ
の特徴は、政治家が会見で直接国民に語り掛け
る場面が増えたことだ。
そこで、会見する政治家で信用できる人を問うと、
トップは吉村洋文大阪府知事(34票)だった。
<カンペなど見ず自分の言葉でちゃんと語って
いる>
<政策への賛否はともかく、本気度が態度から
伝わってくる>
といった理由があがった。
同列2位(9票)は、小池百合子東京都知事と
鈴木直道北海道知事だ。
前出の佐藤氏はこう語る。
「3人の話し方にみられる共通点は、『一文一義』
であり、一つの文章を短くして、意味も一つにす
るようにしているところ。顔の表情がくっきり し、
発声もクリアなので、伝わりやすいのだと思 います」
テレビを見ていて信用できないと思う人物を
問うと、約6割(64票)が安倍晋三首相の名を
あげた。
<タラタラした説明で何も響いてこない>
<常に官僚や付き人たちの作文を棒読みするばか
りで、訴えかけてくるものが皆無>
などの回答が 並んだ。
「安倍首相は、『○○によれば~』『○○さん が~と
申し上げたことを承知しています』といった 表現を
しばしば使います。各方面に忖度している のか、単刀
直入に言い切れていません。見ている 人からすると、
ごまかしているように聞こえてしま うのです」(佐藤氏)
ごまかしの利かない時代がやってきたようだ。
(本誌・岩下明日香)
【転載終了】
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文中の評価が高い大阪府の吉村知事で
すが、テレビに出ずっぱりで、府知事と
しての仕事をやっていな無かったという
情報がながれてきました。
要するに、テレビでパフォーマンス
ばかりということのようです。
情報リテラシーの不足している人たち
に評価が高かったようです。
私的には背後に誰かシナリオライター
がいるのではと考えていました。
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