欧米でコロナ空気感染の指摘が 電車クラスターの危険性は?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■欧米でコロナ空気感染の指摘が
電車クラスターの危険性は
公開日:2020/07/08
これが「事実」なら衝撃的だ。
欧米の科学者らが6日、世界保健
機関(WHO)や各国保健当局に対し、
公開書簡を出した。
新型コロナウイルスは2メートルを
はるかに超える距離で浮遊し、空気
感染する可能性があると指摘。
WHOに感染防止策を見直すよう
求めたのだ。
WHOも精査に動くという。
■NYでは地下鉄で“爆発”
AFP時事などによると、直径
5~10マイクロメートル以上の
飛沫は1~2メートルで地面に
落ちるが、それより小さな飛沫は
霧状の微粒子となり、はるかに長い
間空気中を浮遊し、遠くまで移動す
るという。
対策として屋内では換気を良くし、
建物内や公共交通機関での混雑を
避けることを提唱している。
WHOはこれまで特殊な環境を除い
て空気感染の恐れはなく、1メート
ル の距離を取るよう呼び掛けていた。
空気感染の恐れがあるとしたら、
懸念されるのが通勤中の感染リスクだ。
米ニューヨークでは、地下鉄が感染
爆発の一因ともいわれている。
先月19日、県をまたぐ移動が
解除されると、都心に向かう通勤
列車は混雑し始め、新幹線で移動
する人も増えた。
電車内でのクラスターは報告され
ていないが、東京への通勤客が多い
埼玉、千葉、神奈川では感染者が
増加している。
多くの鉄道会社は換気のため、窓を
開けて運行していたが、熱中症の
危険もあり、窓を閉め、冷房を使用
したところ、乗客から「窓を開けて」
という要望も寄せられているという。
冷房による「電車クラスター発生」
の可能性はないのか。
■「路線によって条件は違う」
東海大学医学部分子生命科学講師の
中川草氏は、
「かなりのウイルス量が存在する特殊
なケースでは空気感染の可能性は否定
しませんが、そうしたことは現実的に
考えにくく、神経質になる必要はあり
ません」とこう続ける。
「欧米人と日本人では感染対策に
対する意識が異なり、公開書簡は WHO
に対するメッセージ的な要素 が含まれて
いると思います。とはい え、満員電車が
推奨される環境では ないことは明らかで
す。路線によって 条件は変わってきます。
例えば山手線 は乗ったらすぐ次の駅に
着いてドアが 開くので、窓を閉め切って
も換気して いるのに近い状態です。逆に
駅と駅 の距離が長い路線や、窓が開かな
い 車両は感染リスクが高まります。同じ
車両にせき込んでいる人がいて、 長時間、
乗り続けている場合は、クラ スター発生
も考えられない話ではあり ません。風邪
にかかるなというのと 同じですから、
対策は結構大変です。 時差通勤するとか、
空いている車両を 選ぶとか、人が増えれ
ば増えるほど リスクも高くなります。ゼロ
リスクは 難しいので、リスク管理をして
欲しい ですね」
今年の夏は通勤するのも大変だ。
【転載終了】
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色々な報告があり、混乱の元ですので、
やはり、WHOが検証し、統一見解を出し
て欲しいですね。
>米ニューヨークでは、地下鉄が感染
爆発の一因ともいわれている。
これは、「3密」でマスク無しだった
のではないでしょうかね?
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