地方で感染増 ウイルスもバラまく“Go Toキャンペーン”の愚!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■地方で感染増 ウイルスもバラまく
“Go Toキャンペーン”の愚
公開日:2020/07/11
10日に過去最多となる243人の新規感染者
が確認された都内の新型コロナウイルス感染
拡大に、全国の観光地住民も戦々恐々だろう。
今月4日、山形県で60日ぶりに20代男性の
感染が確認されたことを受け、吉村知事は
「第2波が来たという意識を持って対応したい。
(東京都の感染確認が)毎日100人以上という
のは地方から見れば脅威。
東京都や政府には、
「地方に移動する際の配慮を検討してもらいたい」
と注文をつけた。
男性は6月29日に山形県を訪れた東京の友人と
一緒に行動し、友人も陽性反応が出た。
また新潟県でも同4日、20代の外国籍男性の
感染が判明。
男性は感染が確認された知人と東京で会った後、
先月30日、新幹線で新潟に戻っていた。
先月19日、全国的な移動の自粛が解除され、
経済活動が再開されて以降、しばらく感染者が
ゼロだった地方で、再び感染が目立つように
なった。
解除当日、56人だった国内の新規感染者数は
9日、355人まで増え、300人を超えるのは
5月2日以来のことだ。
国は消費が落ち込んだ地域経済を活性化さ
せるため、「Go To キャンペーン」を実施する。
1次補正予算から1兆6794億円を計上し、
かつてない規模の旅行商品の割引による観光
需要喚起を行う。 キャンペーンの柱のひとつ
「Go To Travel キャンペーン」は旅行代金の半分
(上限1泊当たり1人2万円)の クーポンを付与
するというもの。
赤羽国交大臣は10日の会見で、今月22日から
開始すると発表した。
国交省観光庁総務課の担当者は8日、
「8月上旬ごろから実施する予定で準備を 進めて
います。西村コロナ担当相も『県を またいでの移動
は自由です』と言っていま すから。開始をいつにす
るか、発表する 時期も決まっていません。事業者か
らは 早く始めて欲しいという声は多い」
と説明していたから、急きょ前倒しした 格好だ。
コロナ禍で大打撃を受けた観光業を救済する
のは国内経済にとって重要なことだが、
全国各地の夜の街や職場、会食などでクラスタ ー
が発生している。
都市部から地方に旅行客がどっと押し寄せたら、
さらに「密」になり、地方にウイルスをバラま
くことになりかねない。
病床数が少ない離島などはパニックになる。
地方経済の支援策がクラスターを招くこと
になれば、目も当てられない。
【転載終了】
***************************
>男性は6月29日に山形県を訪れた
東京の友人と一緒に行動し、友人
も陽性反応が出た。
東京の市中感染はかなり拡大して
いるのでしょうか?
>また新潟県でも同4日、20代の
外国籍男性の感染が判明。男性
は感染が確認された知人と東京
で会った後、先月30日、新幹線
で新潟に戻っていた。
今回は、若い方の感染が目立つと
いうことでしょうかね。
0コメント