「雪駄の雪」は自民党の方ではないのか?

 永田町の裏を読む 


 【転載開始】


 ■「雪駄の雪」は公明党ではなく 

 自民党の方ではないのか? 

 公開日:2020/07/16  


 このところ自民党と公明党の間は 

隙間風どころではない冷たい風の 

吹き抜け方で、自民党のベテラン 

秘書に言わせると 

「公明党はすでに安倍晋三首相に 

見切りをつけ、ことあるごとに

 『安倍と心中するつもりはありま 

せんからね』というサインを繰り 

出している」のだという。  


 麻生太郎副総理が10月解散論 

を打ち出すと、すかさず公明党 

トップが口々に早期解散への 

慎重論を唱えたり、陸上イージス

 の計画断念で自民党内に 

「敵基地攻撃」論が高まると、

 山口那津男代表が 

「政府は敵基地攻撃を想定してい 

ないとの答弁で一貫している」と 

バケツで水をかけるような発言を 

したり、はっきりモノを言う 

ケースが目立っているのは確かだ。 


  山口が安倍に直談判して例の 

「10万円給付」への切り替えを 

実現したあたりから、強気に 

っているということか。  


 「いや」とベテラン秘書はこう 

言う。 

「私の聞いている限りでは、やはり 

河井克行・案里夫妻の事件が大きい。 

公明党は参院の広島選挙区では前々 

から溝手顕正を支援してきたが、 

昨年は学会本部からの指示で無理や 

り案里支援に切り替えさせられた。 

だから夫妻逮捕にはカンカンに 

怒っていて、斉藤鉄夫幹事長は 

『政権にとって大きな打撃。総理に

 任命責任がある』とまで言った。 

安倍に対して、もういい加減にしろ 

という気分なんでしょう」  


 この状況で、自民党内では 

「公明党がいろいろうるさいことを 

言うなら、連立相手を日本維新の会 

プラス前原誠司グループに切り替え 

た方がいい。維新や前原なら改憲に 

も積極的だし」という意見も出て 

いると聞く。 

それをベテラン秘書に問うと、彼は

 「あり得ない」と断言した。


  確かに、先の東京都知事選では 

維新が推した小野泰輔=元熊本県 

副知事が予想を超える大健闘の 

第4位で、れいわ新選組を率いる

 山本太郎の65万票に迫る61万票 

を得た。 

これなら、維新の会が次の国政選挙

 では東京で議席を得て、それを 

足掛かりに大阪ローカル政党から 

全国区デビューする可能性もある。  


 しかし、問題が2つあるとベテラン 

秘書は言う。 

「第1に、維新がこだわる大阪都 

構想は超ローカルで全国区の話題 

にはならない。第2に、維新は 

大阪以外には組織基盤がないの 

で、自民党との選挙協力ができず、 

公明党の代わりにはならない。 

自公選挙協力がないと自民党は 

最大100議席減らし、政権が 

維持できない」と。 


  何のことはない、「下駄の雪」 

は実は自民党なのである。


 【転載終了】 

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 まさしく、ベテラン秘書の指摘 

どおりです。 


 公明党は組織票があるからです 

が、維新の会と前原Gは関東では

あまり戦力にならないでしょう。 


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