安倍首相の「失策」再び!?「Go Toトラベル」・・・

  J-CASTニュース 「ニュースな英語」より。 


 【転載開始】 


 ■安倍首相の「失策」再び!? 

 「Go Toトラベル」 

 気になる海外メディアの評価 

 2020年07月24日  


 新型コロナウイルスの「感染第2波」が 

全国で広がっているなか、日本政府は多く 

の反対や見直しの声を押し切り、 

「Go To トラベル キャンペーン」に踏み 

切りました。 


 国内旅行を喚起して観光業や地方経済 

を救う目的のキャンペーンですが、 

対象時期の前倒しや「東京外し」などの 

強引な手法で日本中が大混乱に! 


  さらに、「若者や高齢者除外」といった 

「曖昧すぎるルール」の対応に追われるな 

ど、恩恵を被るはずの旅行業界からも悲鳴 

が上がっています。 


  日本国内では、一部で 

「アベノマスクに続く愚策」と酷評されて 

いる「Go To」事業ですが、海外メディア 

はどう評価しているのでしょうか? 

 欧米のメディアを追ってみました。


 ■米通信社は 

 「安倍首相の新たな『失策』だ」と報道  


 新型コロナウイルスで急減する消費を 

喚起する「看板政策」の「Go To」 

キャンペーン。 

この先、「Go Toイート(飲食業)」 

「Go Toイベント」 「Go To 商店街」と、

続々と計画されていま すが、先陣を切った

「Go Toトラベル」を めぐる政府のあまりの

ドタバタぶりに、 自民党若手議員からも 

「方針が二転三転して、これじゃGo To 

『トラブル』だ」と、自虐的な声が出ている 

とか。 

果たして、海外からはどう見られているので 

しょうか? 


 米通信社のBloombergは「東京外し」を 

見出しに掲げて、 

「Go Toトラベルキャンペーンに」批判的 

なトーンの記事を配信しました。


 ・Japan Travel Campaign Delivers Double 

 Whammy to Tokyo Residents 

 (日本の旅行キャンペーンは、東京都民に 

 とって二重の打撃となった) 

 double whammy二重の打撃 


 ・Bloombergの記事は「東京都民」に同情的 

 (!)です。  

 「国内で一番所得税を納めている」東京都民 

が制度の対象から外されるのは法的に問題が 

あるのではないか、という意見を紹介していて、

 都民としては、「おっしゃる通り!」と思わず 

声が出そうになりました。  


 さらに、他国に比べて「中国人観光客頼み」 

だった日本の旅行業界は、新型コロナによって 

大打撃を受けている。 

外国人観光客がほぼ100%近く減っているなか 

で、国内旅行の喚起策に「他国よりもさらに 

踏み込んだ」と分析していました。  


 なるほど、やはり日本の「Go Toトラベル」 

事業は、諸外国と比較しても「さらに踏み込ん 

だ」政策なのですね。無理が生じるはずです。 


  そんな無理を押しての「看板政策」も、 

残念ながら 

「another misstep in Abe's management of 

 the virus」 

(安倍首相のウイルス対策の新たな「失策」) 

だと捉えられていると伝えていて、安倍首相 

手腕に疑問を呈していました。


 ■「安倍首相は国民の怒りを買った」だけで 

 1.7兆円はムダに! 


  「Go Toトラベル」キャンペーンの内容より 

も、世論の反発にフォーカスしたのが

米 ニューヨーク・タイムズ紙です。 

ほとんど「無理筋」のキャンペーンが日本国内 

でいかに「不人気か」を強烈な見出しで伝えて 

います。


 ・Big Majority of Japanese Reject 

  Government Tourism Campaign  

 Amid New Coronavirus Fears  

 (日本人の大多数は、コロナ第2波に 

 怯えるなかでの旅行キャンペーンを 

 拒絶している)  

 「reject」は、「拒否する」「拒絶する」 

「却下する」といった強く否定する気持ちを 

表す単語です。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、80%近い 

回答者がこの時期に「Go Toキャンペーン」 

を実施することに反対したという「世論調査」 

の結果を紹介。 

「観光客が押し寄せることで、医療体制が

 脆弱な地方に感染が広がるのではないか」 

という国民の不安を強調する結果だ、と論じ 

ています。 


 ロイター通信は、「Go Toトラベル」を 

めぐるドタバタ劇が安倍政権に与える影響 

にフォーカスしていました。 


 ・Japan's Abe faces anger over tourism  

 subsidy as Tokyo COVID-19 cases hit 

  record  

 (日本の安倍首相は、東京のコロナ感染者 

 が最多記録を更新するなかでの旅行補助策 

 で、国民の怒りを買っている) 


  ロイター通信は、

Abe has borne the brunt of the negative reaction」 

(安倍首相が批判の矢面に立たされている) だけ

でなく、コロナウイルス対策への批判が さらに

高まり、「首相の支持が浸食されている (支持

が落ち込んでいる)」と報じています。


  さらに、「Go Toトラベルキャンペーン」は、 

「the number of examples of Abe's 

  incompetence in governing」 

(安倍首相の数々の無能な政策)に新たに 加わった

「愚策」、という大学教授のコメントを紹介。

 アベノマスクや「10万円給付金」をめぐる政府

混乱ぶりもしっかりと伝えていました。 


 残念なことに、安倍政権が他国よりも踏み込ん 

で実施した「看板政策」の「GoToトラベルキャン

 ペーン」は、これまでの報道を見る限り、海外 

からも「冷たい目」で見られているようです。 


 ロックダウンを解除した海外では、観光地に 

なかなか観光客が戻ってこないとニュースに 

なっています。 

それでも日本政府のように、「この時期に無理 

を押して」観光客誘致に乗り出す例は見かけま 

せん。  


 1.7兆円もの大規模予算をつぎ込んでも混乱と 

批判を招くばかりでは、税金の使い方としてあま 

りにもずさん過ぎ。

 感染拡大も心配ですし、度重なる安倍政権の 

「コロナ失策」の中でも、歴史に残る「愚策」

に なるのではないでしょうか。(井津川倫子) 


 【転載終了】 

 *****************************  


 安倍政権はやることなすこと海外から 

失笑を誘い、既に「安倍は日本の恥」に 

なってしまっています。  


 こんな政権を支持する国民が海外から 

政治意識の低さを指摘されていることに

なります。


 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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